チリ

チリの皆既日食を見に行く

投稿日:

2019年7月2日
皆既日食がありました。

今回の皆既日食は
南米ではチリ、アルゼンチンから見れるそう。

そんなタイミングでチリにいるのだから
これは絶対見ないとということで
何日も前から準備開始!

 

日食とは

皆既日食と金環日食および金環皆既日食を中心食と称する。
中心食では本影と金環食影が地球上に落ちて西から東に移動しその範囲内で中心食が見られ、
そこから外れた地域では半影に入り太陽が部分的に隠される部分日食(または部分食)が見られる。

平均18カ月ごとに世界のどこかで起こる皆既日食。
ちなみにチリは来年もあるそうで、
同じ国に2年連続で皆既日食が見えるのは
400年に一回くらいの確率だと言われてるそうです。

2010年にも、
オセアニアではありますが
イースター島で皆既日食が見えたそうで
この10年で3回、
チリで皆既日食が起こっているそうです。

恐るべし引きの強さ、チリ。

 

このツイートの、
グレーの線内が今回の日食が観れる範囲。

私が住んでいる
首都サンティアゴからも
太陽と月が90%重なる
部分日食はみれるようですが
せっかくだから良いところで見たい!と
太陽と月が100%重なるど真ん中の地、
La Higueraまで行くことに。

 

 

準備

日食を直接目で見てしまうと大変なことになるので
専用のサングラスが必要。
サンティアゴでたくさんの種類が売っていましたが
日にちが近づくにつれ売り切れ続出。
3つで14000ペソのサングラスを購入しました。


(La Higuera付近は当日もたくさん売ってました。)

サンティアゴから
La Higueraまでは車で約6時間。
日食の数日前から
長距離バスは普段よりも値段が高くなっていたので
レンタカーで行くことに。

チリのレンタカーは24時間営業のところが少ないので、
7月1日の仕事後に出発予定の私たちは
朝から丸2日間借りて(フォルクスワーゲン!)
7万ペソ(約11120円)でした。
チリのレンタカーって安いのです。

 

出発

7月1日23時頃
サンティアゴを出発しました。

道路は空いていてスムーズに進み
2時間ほど走り途中のレストランで休憩。

深夜2時レストラン到着。24時間営業はありがたい!


24時間営業のレストランは
チリでは超珍しいです。

朝5時頃
目的地の少し手前La Serenaに到着。
ここは人気のビーチスポットで
夏になるとたくさんの人が訪れます。

7月のチリは冬まっさかり。
普段なら閑散期ですが
この日はたくさんの車が。
日食を見に来た人がたくさんです。

 

到着

100%の皆既日食が見れるスポット!

La Serenaからさらに1時間ほど北上し
La Higueraに到着。

日食は16時半頃。
正直こんなに早く来る必要ある?
と思ってたけど既にたくさんの人!

会場(というよりただの荒野)では
出店や日食グッズ、
ショータイムなどお祭りのよう。

便乗感のあるNASAグッズ

かなり早めに着いたので
車の中で仮眠をとったり
ご飯を食べたり。
お昼過ぎには車が大行列で
かなりの人が来ていました。

 

日食スタート

午後3時22分、
皆既日食が始まりました。
ゆっくりと太陽が欠けていきます。

メガネ越しの太陽

鳥が一斉に騒ぎ出して飛んで行ったり
犬が吠え出したり
動物たちも異変に気づいているようでした。

太陽が半分隠れたくらいから
暗く、寒くなってきました。

 

4時38分
完全に隠れる!!

朝方のように薄暗くなり、
太陽と月が完全に重なりました!
太陽の光が強すぎるため、
まわりに光のリングが見えます。
金環日食のようですが、
レベルが違う!!

100%重なっている時は
肉眼で見ることができるのですが
本当に宇宙にいるようでした。

一斉に歓声と車のクラクションが鳴り、
『Chi- Chi- Chi-Le- Le- Le!!!
viva Chile!!!』

何処からともなくチリコールが始まります。
(このコールはサッカーの試合などでもよく聞く)
その一体感に鳥肌が立ち
薄っすら輝く太陽の輪に感動!!!

 

太陽と月が完全に重なっているのは
たった2分間。
その2分間は地球上ではない感覚に。

2分間が過ぎ
太陽が出てくる瞬間の美しさときたら!!
また大きな歓声があがりました。


あっという間だったけれど
これは本当に来てよかった。

数年前、
日本で金環日食は見たことがあったので
日食?あー見たことあるよ
なんて軽い気持ちだったけれど
そんな気持ちで来た自分を
ぶん殴りたいくらい凄かった。笑

チリワーホリ時に
チリで皆既日食があったことに
運命を感じつつ、
もうすぐワーホリが終わろうとしている
ギリギリに素晴らしい思い出ができました。

 

 

帰路

美しい風景の余韻に浸りながら
帰りはかなりの渋滞が予想されるので
日食が終わった直後に会場を出発。

行きは6時間かかったので
帰りはもっとかかるかもね〜
なんていっていたら

 

15時間かかりました(泣)

それほどたくさんの人が
日食を見に行っていたこと、

そしてチリは縦長の国なので
道が南北にひたすらまっすぐ続き
渋滞の時は永遠に続くことを
改めて実感しました。

もうたどり着かないかと思った…

 

 

帰りは大変でしたが
遠くまで見に行った価値はありました。
世界中の皆既日食を100%の場所で見たい
なんて新たな野望も生まれました。

 

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執筆者:

うび

チリ・サンティアゴ在住。
30歳目前に仕事を辞め旅に出たアラサー。
メイクの仕方を忘れた元美容部員。“遠い国で生活してみたい”という思いで南米チリにワーホリしてみたらなんと日本人第1号!!
あまり知られていないチリの魅力や旅の裏技を発信中。
フランス人彼氏と生活してます。
イースター島、オーストラリア、フランスにも住んでいました。英語、スペイン語ともに日々勉強中!

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